フェラーリの新型?

フェラーリを所有するというのは、お金があれば出来るのだろうけれども、自分だけのフェラーリと言うのはなかなか出来そうもないです。

しかし、この日本にそんな夢みたいなことを実現した人がいるのだそうです。いわゆる文字通りのマイフェラーリ。

デザインは私好みではないのですが、そんなことはどうでもよいことで、オーナーが気に入れば、他の人が云々言うことではないですね。

オーダーしたのは、フェラーリのコレクターとしても非常に有名な人なのですが、コレクションは250GTなど、
ヴィンテージ物のフェラーリが多いので、今回注文されたのも

昔のフェラーリの面影が見え隠れするのはそのあたりの影響があるのかもしれません。

それにデザインしたのがフェラーリデイトナや初期の8気筒フェラーリの308をデザインしたデザイナーといいますから、
なんとなくデイトナに似ている気がするのは私だけでしょうか。

それにしてもフェラーリが個人のオーナーのために製作すると言うのは50年ぶりということで、それだけですごいことです。


F40

フェラーリといえば、F40を避けては通れません。
フェラーリの創立40周年を祝って製作された
ということももちろんありますが、

フェラーリといえども、市販車としてこれほどの、
ほとんどレーシングカーに近いクルマが発売された
ということ自体、すごいことでした。

たしかに、それ以前にポルシェから959という
マンモスカーが誕生してはいましたが、
959は911の進化版として出た自動車で、
残念ながら、このF40ほどの驚きはありませんでした。

それに、エンツォ・フェラーリが存命していた時代の
車ということも価値があるような気がします。

エンツォフェラーリの時代の集大成のような気がします。

実際基本になったのは288GTOで、
今となっては、旧い方式の、鋼管フレームに
カーボンやアルミハニカム構造材などで補強して、
あのツインターボの強力エンジンに耐えられるボディを
作り上げました。

そして、日本に正規で輸入されたのは、60台ほどだったようです。
もちろん、日本はバブルの最中であり、
並行輸入で、かなりの数、入ってきているので、

実際には、今でもそれより多くのフェラーリF40が
生息していると思われますが、
残念ながら、私は2度しか見たことがありません。


フェラーリのスペシャリティーカーについてはこちらもご覧ください。

フェラーリ348

フェラーリの348は日本のバブルの絶頂期の
平成元年、1989年に発売されました。

その後すぐに日本の初めてのスーパーカーといわれた、
ホンダNSX が発売になりました。

あの当時、この2台の比較がよくクルマの雑誌に
載っていたのを覚えています。

フェラーリ348は328から較べると、
格段に進歩というか、
いろんな面で、新しいフェラーリの技術が
盛り込まれました。

それまで、鋼管フレームでボディも手作業に頼る
部分が多かったのを
ボディはモノコックに変わり、量産がしやすい
ように改良されました。

ただし、リアの部分は鋼管のチューブラーフレームが
バルクヘッドに取り付けられています。

そして、このフレームにエンジンが、それまでの
横置きでなく、縦に搭載されました。

エンジンの出力は、300hp/7000rpm
トルクは31,6kg/4000rpmとなっています。

のちに、オープンのフェラーリ348スパイダーが
発売されますが、台数的にはけっこう希少です。

ディーノ

フェラーリディーノが復活しそうですが、
昔の、スーパーカーブーム時代の人気車の
フェラーリのディーノもすばらしいクルマです。

何しろスタイルがいい。美しい。
フェラーリのなかでも美しさはトップを争うくらいです。

私が、クルマの中で、一番美しいと思うのは
ランボルギーニミウラですが、
それと比べても引けをとらないくらいに美しい。

ディーノのデビューは1967年といいますから、
ミウラと同じころに出たくるまです。

もう40年も時が流れているのに、
美しさは、今でも通用すると思います。

あのころフェラーリは12気筒エンジンしか持っていなかったので
フィアットと共同でディーノ用にV6エンジンを開発しました。

エンジンをミッドに横置きにして、ヘッドはツインカムでした。
最高出力は180psを8000rpmで発生していたといいますから
なかなかの高性能なエンジンです。

フェラーリのエンジンは昔から、よく回るエンジンだったのですね。
最初は、スペース鋼管フレームにアルミのボディというつくりで、
ボディも職人によるたたき出しだったそうです。

これでは、量産ができず、後でプレス鋼板を使って
作るようになりました。

エンブレムはフェラーリではなくディーノのエンブレムでした。
今のスモールフェラーリの原点です。

アニバーサリー

それにしても、最近のフェラーリは元気がいいです。
もちろん、F1でもそうです。

残念ながら、シューマッハが引退して、
少し、フェラーリチームにも暗雲が漂うかと思っていたら、
シューマッハの穴を、ライコネンが見事に埋めました。

ス−パーカーメーカーのフェラーリとしても、
今年、60周年を迎えて、絶好調のようです。

612スカリエッティにアニバーサリーモデルを出してきました。
限定60台だそうで、いくら60周年とはいえ
あまりに少ないと思うのですが、
日本にはどのくらいくるのでしょうか。

仕様としては、ショルダーラインから上が少し色が変わる
2トーンカラーのボディーと、
ルーフには、光の透過率を自由に変えられるという、
ガラスルーフが奢られています。

インテリアもそれ相応に変えられているようです。
フェラーリの60周年記念としてはちょっと寂しい気もしますが、
特別なクルマに違いはありません。

金額がいくらするのか、定かではないですが、
そんな下世話な疑問を持つ私のような人間には
まず、お目にかかることは一生ないでしょう。

いずれにしても、もうすでに、これを手にする
幸運な人は決まっているでしょうし・・

308

現在、普通に目にするフェラーリで、古い車というと、
フェラーリ308GTB、GTSでしょうか。

私は、308は乗ったことがないのですが、
328は乗ったことがあります。

エンジンのフィーリングと、音のよさは
さすがフェラーリというものでした。

最初のフェラーリ308はボディーがファイバーグラス製で、
それによって、車重も軽かったようです。
それまでの、スモールフェラーリのV6エンジンに変わり、
V8をリアに横置き積んで、2シーターとして登場しました。 

燃料供給はダウンドラフトのウエバーのツインチョークタイプ、

ウエバー40DCNF
というタイプで、記号のFは
フェラーリ用のFだということです。
このタイプは、フェラーリのディーノ246のV6から
フェラーリ用に作られたものです。

ただし、ランボルギーニの一部のクルマにも使われたようです。

ドライサンプ方式のオイル供給方式で、
最高出力は255phという当時としてはかなりのハイパワーでした。
ただ、このころのフェラーリのメーカー発表値は
あまりあてにならないものだったようです。

しかし、実車を見ると意外に小さいのは、少し驚きです。
やはり、フェラーリの存在感で、イメージのなかでは
大きく見えていたのでしょう。